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2018.10.1

百年の伝統校が考えるAI時代の個性
甲南女子中学校(兵庫県 女子校)

甲南女子中学校・高等学校
http://www.konan-gs.ed.jp/
神戸市東灘区森北町5-6-1 TEL 078-411-2531

■入試説明会
第3回 11月11日(日)10:00~11:40
※説明会終了後、希望者に施設見学を実施

■個別相談会 ※6年生限定
12月1日(土)14:00~15:40

 

2020年に創立100周年を迎える甲南女子中学校・高等学校。創立以来の揺るぎない理念・校風は大きな魅力の一つだ。その魅力が今、最新の技術革新を取り入れてさらなる発展を遂げようとしている。後田尚宏副校長にお話を伺った。

 

 

自分が個性を決める時代の個性尊重

 

同校が柱となる教育方針として掲げて来たのが「個性尊重」だ。その方針自体は揺るぎないが、時代の変化に合わせた再解釈が常に求められる。近年の時代の変化について後田先生は次のように話す。

 

「これまでの『個性尊重』は、個々の《天賦の資質》を伸ばすことに力点がありました。ところが、AIの登場によって、自分を客観視する力や《どんな人間になりたいのか》という課題を発見する力を伸ばし、その個々の課題の解決のお手伝いをすることが個性尊重なのだと考えるようになりました。」

 

AIは専門家にしか出来なかった高度な作業を、誰もが出来るように助けてくれる。AIが支援する分野は今後ますます増え、最終的に人間の仕事は「どんな課題を解決したいのか」「ツールをどう組み合わせるのか」「その解決案で満足なのか」という方向性の決定や価値判断に集約される。これは突き詰めれば「自分はどんな人間になりたいのか」という問いと等価だ。

 

「どんなにAIが賢くなっても、何を学びたいのか、どんな人間になりたいのかの答えまでは教えてくれません。自分の課題を見つけ出して、だからこれをする、ということの積み重ねが、人間を成長させます。そして、それを見つけ出すためのガイドをすることが学校と教師の重要な役割なのです。」

 

女子の成長の糧となる日々の活動記録

 

個性尊重の校風もあって、同校の生徒は日々の主体的な活動、表現、成果物が多く、それらのすべてを評価に反映させるのは難しかった。しかし、技術の進歩で状況が変わりつつある。

 

「高1の総合学習である『探求』の授業では、生徒が自分たちで調べ、考えてまとめた成果物が紙ベースで大量に蓄積されていきます。現在その一部を電子化して記録することに取り組みはじめました。それをさらに拡げて、中学生の段階から日常的な活動や成果物を生徒が手軽に記録していける、ICTツールの導入を検討しているところです。」

自分たちで調べて考える「探求」

 

行事をはじめ、生徒の主体的な関わりが多いことで知られる同校。その膨大な量の活動記録が、生徒自身の手で電子化され蓄積されれば、学校での評価はもちろん、eポートフォリオとして大学入試にも活用できる。生徒の活動が多い同校にとって待ち望んでいた技術環境だ。

 

「女子生徒は、過去の想いや考えを溜めていくことを楽しむ傾向があります。時間や場所を限定されずに、自らの活動を振り返り、現在の自分を分析し、今後どんな活動を足していくべきかを考えられるのは大きなメリット。その積み重ねが大学への志望動機にもなり、自己の課題の発見や自己肯定感の育成にもつながります。」

 

同校は、かつて携帯電話が普及した時にも、安易に禁止とはせず、早くから許可制に踏み切った。新時代のICTツールについても時代に適応しつつも適度な使い方が慎重に検討されている。

充実したICT環境がさらに進化する

 

「気をつけているのは『道具ありき』ではない、ということです。本校が何を目指しているのか、どのような生徒に育ってほしいのか、それを原点として使い方やルールを考えていきます。」

 

後田先生の言葉からは、技術革新にも揺らぐことのない同校の強靭な軸を感じる。それは100年もの時間によって磨き上げられたものだ。近々そこに新たな力が加わる。どのような相乗効果が見られるのか、大いに期待したい。

 

※eポートフォリオ:生徒の学校内外での活動を電子的に記録する仕組み。2019年度入試から多くの大学で入学者選抜に活用される。

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